2012.01.03

厳しいが、立ち上がろう!

2012年の幕開け、どのように迎えることができましたか?
 私は、昨秋後から年末にかけて、議員活動などは遂行し、議会発言とそのための事前調査活動などは行なっては来たものの、なかなか気持ちの整理ができなくて、悶々とした日々を過ごしてきました。
 条件や環境が問われたとはいえ、政治の道には信念と決断に揺るぎがあってはならないのです。長い地方政治に席を置きながら、蓄積の不完全燃焼に至った自らの非力さに完敗です。
 年変わり、3・11を厳しく耐えておられる人々を捉え返し、心新たに活動していきます。 

2011年3・11は、余りにも衝撃的な地震・津波の災害であり、また、被災・被爆が日毎に加勢し続けた原発事故でした。余りにも多くの犠牲者が出てしまいました。
 本県も原発が集中立地し、既に40年を超えてなお稼働している原発があります。実は、福島第一原発の事故炉には40年を経過した敦賀原発と同じ原子炉もありました。
 また、特殊な原発“もんじゅ”は何の成果もなしに、再稼働を求める動きもあります。この“もんじゅ”は、16年間放置しシステムや設備が古くなったにも関わらず、修理して動かそうというのです。それも、青森六ケ所村の再処理工場の稼働もトラブル続きで、核燃料サイクルは完全に破断しているのです。
 「想定外」として、厚顔無恥でいる訳にはいきません。利権に群がった「原子力村」は崩壊することなく、息を吹き返しそうな気配です。
 
 また、老朽化、システム疲労といえば、政治の世界もそうです。
 顕著な動きに、大阪市のなだれを打ってハシズム(橋下大阪市長)に傾倒していく現象がありました。政治のシステムが疲労し、既成政党の執権にも失望した国民が明確な意思を示したことをしっかり受け止めたいと思います。
 
 こうした状況を見るとき、「果して、私自身の関わりが十分であったのか。」と自問自答している昨今です。引き続いての議員活動は、一層重く厳しい政治課題を背負って歩むことを覚悟します。
私は、一層、ライフワークに「核と向かい合う」ことと「地域再生に取組む」ことを心しました。
例年の県政報告会は、来る2月5日(日)午前10時〜JA福井市農協会館にて、被災地の声をお聞きすべき福島県議 西丸武進さんの特別講演を予定しています。私の県政報告と併せ行いますので、ご参集いただければ幸いです。
 
末尾となりましたが、皆様には、どうかこの一年が佳き年でありますよう、ご祈念申し上げます。
 2012年 正月    
                                      野田富久
写真は、2011年「ジェトロ」支援・香港眼鏡展福井県企業出店ブースで説明を受ける